投稿者 sanetomi 日時 2001 年 8 月 25 日 05:46:59:
朝銀関東信組:自力再建を断念、破たん処理を金融庁に申請
在日朝鮮人系の朝銀関東信用組合(本店・横浜市)は24日、
自力再建を断念し、預金保険法に基づく破たん処理を金融庁に
申請した。同庁は破たんを認定し、受け皿探しなど処理にあた
る金融整理管財人を派遣した。預金は全額保護される。
朝銀関東は多額の不良債権を抱え、00年3月期に当局の検
査で119億円の債務超過に陥った。01年3月期も59億円
の債務超過だったが、取り引き先などから出資預かり金80億
円を集め、債務超過の脱却と99年5月に破たんした東京、
千葉、長野、新潟の4朝銀の受け皿を目指した。しかし、今年
7月に「受け皿となるのに十分な自己資本が確保できない」と
して受け皿を断念。預金の流出が止まらず、「払い戻し停止の
恐れがある」と破たん申請に踏み切った。
朝銀関東は、99年10月に神奈川、埼玉、茨城、栃木、
群馬の5朝銀が合併して設立され、01年3月期の預金量22
86億円。今後の受け皿探しは、朝銀東京など破たん4信組
の新たな受け皿として在日朝鮮人有志が開業準備を進めてい
る「ハナ信用組合」が軸になるとみられる。 【木村旬】
[毎日新聞8月24日] ( 2001-08-24-19:28 )