投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 24 日 17:49:31:
東京証券取引所が23日発表した8月第3週(13―17日)の投資主体別の株式売買動向によると、東証など主要3市場で、銀行(都銀、長信銀、地銀)の「売り」が「買い」を675億円上回り、8週連続で売り越しとなった。事業法人も、9週連続となる316億円の売り越しだった。
保有有価証券に時価会計が導入される9月中間決算を控え、銀行や事業会社が、持ち合い解消や益出しのための売りを強めているためと見られる。この週は株価が急落しており、企業の決算対策売りが、株価低迷に拍車をかけていることが裏付けられた形だ。
一方、外国人投資家は2週ぶりに970億円の買い越しに転じた。市場では、小泉政権が「都市再生」を景気対策の重点項目に掲げたことから、不動産や電鉄などの内需関連銘柄を買い進めた結果との見方が多い。
(2001年8月24日11:14)