投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 22 日 17:39:51:
日米欧の金融監督当局と中央銀行で構成するバーゼル銀行監督委員会は22日までに、2005年以降に取得する株式について、企業の信用度や株価変動予測に基づき株式保有のリスクを銀行自身が格付けし、自己資本比率に反映させる方針を決め、各国政府や金融機関に提示した。同委員会が進めている自己資本比率規制(BIS規制)の見直しの一環。新方式は、銀行が保有株の評価を自己責任で厳格に判定し、十分な自己資本を確保することにより、銀行経営の健全性を高めるのが狙い。国内では、国際業務を展開している、みずほフィナンシャルグループなど4大金融グループなどが採用する見通しだ。持ち合い株を大量保有する大手銀行は、リスク管理能力の向上や情報開示の徹底が迫られる。04年から国内規制として株式保有制限も導入され、各行にとって株式保有の見直しが急務となる。