投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 22 日 17:18:49:
今後の為替と、株式の動向について、ご質問がありましたので、以下の通り、ご返答させて頂きました。(ご返答 日時:2001/08/21 5:04:42 東京 (標準時))
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以下の通り、ご返答させて頂きます。
1)為替と株価について
まずは、予定通り120円を割り、円安オプションを組んでいた邦銀の中には、数百億円の損を出したところもあるとの噂が出ています。
では、今後の見方ですが、本来なら、ここで、もう一段の<円高>になる筈ですが、予想外の展開が起こってきています。
ヘッジファンドの動きを9月末まで、一時的に停止させようというものです。
ヘッジファンドは、ブッシュ政権とかなり緊密に動いています。
このヘッジファンドの動きを停止させようというものです。
これは、使節団が、日本に到着するまでは、日本経済をこれ以上、混乱させないとの意向があるようです。
このため、今、円の取引は、極端に少なくなってきており、ちょっとした売り買いで1円ほどのぶれが生じるようになってきています。
今回のヘッジファンドの一時停止が本当なら、為替は円安に向かいます。
恐らく、123円〜124円までは、戻していくでしょう。
また、ここで、金融緩和を行えば、株価は、一気に戻りに入ります。今のような1兆円規模の金融緩和ではなく、5兆円、10兆円という金融緩和を行えば、日経平均は、少なくとも、14,000円程まで、急騰すると思っています。この間に、外資は、当初は買いまくりますが、14,000円に近づけば、一斉に売ってくると思っています。
この戻りが、最後の<戻り>になります。
決して、買いではありません。
この14,000円までの戻りで、どれだけの金融緩和を行うか。これによって、円相場も変わってきます。
もし、中途半端な2・3兆円で終われば、14,000円までの戻りはなく、精々13,000円どまりであり、この際には、円高が、襲ってきます。
もし、更に5兆円以上の金融緩和を行った場合には130円に向けた円安のスタートになります。
私は、この120円前後で送金を行っていますが、この120円前後は絶好の買い場と思っています。どちらに転びましても、120円を基準にして、プラスマイナス5円ですから、この120円は絶好の買い場と思っています。
2)【ソフトバンク】について
今回の金融緩和が行われれば、世界的な好材料になりますから、ナスダックも大幅高になります。日本を犠牲にした最後の上げ相場になりますから。
ここでは、【ソフトバンク】のような異常に売り込まれてきた株は、猛烈な反騰を見せる事になります。恐らく、4,000円を超えてくると思っています。
2,800円台から、50%ほどの上げの、4,200円前後が目処となると思います。
今、この水準で、買いに入っていますが、ここでは、買っても良いと思いますが、日銀が、どこまで金融緩和を行うか。日銀の存在をかけた政策の変更になります。
この政策の変更度合いによって、どこまで反発するか、決まります。
3)ドコモ・新日鉄ですが、状況が変わってきましたので、今度の反発まで持たれることをお奨めします。次回の反発では、【ドコモ】も、少なくとも10%以上の反発を見せます。【新日鉄】も、大型金融相場になりますから、10%ほどは上がると思います。
証券会社の営業に乗せられた個人が、1万株単位で購入に動いてくるからです。投信も、猛然と買ってくるでしょう。ここで、売り場になります。
この具体的な売り場ですが、また、<特報><速報>等でお知らせ致したいと思っています。
今は、【日銀】の、捨て身の金融緩和をどこまで行うか。
見ていきたいと思っています。