投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 22 日 17:08:37:
株式の保護預り・今後の【ポートフォリオ銘柄】について、ご質問がありましたので、以下の返答をさせて頂きました。
(ご返答日時: 2001/08/20 18:47:25 東京 (標準時))
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Q:勿論仮定の話、未踏の領域の話であり、予測は難しいでしょうが、緊急時ということで全ての口座が封鎖される可能性ある、との事ですが、これは保護預り株式についてもいえるのでしょうか?
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A:株式ですが、これは、カットの対象にはなりえません。この理由は、外資がかなり所有しており、彼らが、自分が損をするシナリオは描かないからです。ですから、株式(の保護預り)については、ご心配はいりません。
ただ、取引所が停止されますから、決済は出来ない状態になります。
また、経営が苦しいオンライン証券や、中小証券の中には、経営破たんを起こすところも出てきますから、取引が出来ないという事態になることも考えられます。
特に、資産のない、オンライン証券は、破綻した場合、どのような処理になるのか。今のところ、誰もはっきりした答えは、持っていないと思います。
取引されています証券会社の経営内容を、確認されることをお奨めします。
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Q:金融危機の最終段階では東電、東北電といった信用力のある株式についても売却の上、ドル現金、希少金貨等現物に変えておくべきとのご意見なのでしょうか?
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A:金融危機の最終段階では、【ポートフォリオ銘柄】は、急騰すると思っています。
リスクを嫌った資金が、特に、【東京電力・東北電力】に集中するからです。
基本的には、【ポートフォリオ銘柄】は、今後の危機の際でも、生き残っていく会社です。
それでも、円が暴落する段階では、ドルベースで収益を考えた場合、一旦売却を行い、ドルに転換し、海外に送金し、疎開させ、そして、取引所が再開される段階で、ドルから円に転換し、再度、安く買い戻しても良いと思っているのです。
現在の1ドル120円が、取引所が再開されるときには、1ドル200円〜300円にはなっている筈ですから、株価が同じであれば、2倍以上の購買力を持つ事になるのです。
今後、この点は、<速報><特報>等で、お知らせしていきたいと思っております。