投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 21 日 12:19:47:
21日の東京株式市場は、前日の終値を挟んで小動きの展開となっている。日経平均株価(225種)は一時、前日終値を割り込み、取引時間中のバブル崩壊後の最安値(1万1239円45銭)を3営業日連続で更新した。朝方は、前日までの株価下落で割安感の出た電機、精密などのハイテク株などに買い戻しの動きが広がったが、その後、売り注文が優勢となり下げに転じた。
午前の終値は、日経平均が前日終値比22円20銭安の1万1235円74銭、東証株価指数(TOPIX)は同0・49ポイント高い1155・64となった。第一部の午前の出来高は約3億株だった。
この日は、前日のニューヨーク市場で株価が反発した流れを受けて、外国人投資家が日本株を買い戻している。ただ、日本時間で21日深夜から開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で一段の利下げが決まるかどうかを見極めたいなどとして、国内の機関投資家は積極的な売買を手控えている。
(8月21日12:06)