投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 20 日 21:49:42:
【NQN】
20日の東京株式市場では、日経平均株価が4日続落となった。前週末の米国株式相場が企業業績に対する懸念から大幅下落したことで市場心理が弱気に傾き、ハイテク株中心に売りが先行した。朝方の売りが一服した後は下げ渋る場面もあったが、1日を通じて上値を追う動きは限られた。上値の重さが確認されると大引けにかけて下げ幅を広げた。終値は前週末比187円60銭(1.64%)安の1万1257円94銭と、前週末に続いてバブル経済崩壊後の最安値を更新した。
前週半ばからの相場下落が急ピッチだったため、下値の売り込みにくさを指摘する声が増えているものの、積極的な買い手も見当たらない状況にある。下げ幅を縮めた場面でも買い戻しの動きが中心とみられる。引き続き「都市再生」関連株を物色する動きが相場全体の下支え役となったが、先行して上昇してきた銘柄には利益確定に伴う売りに押される銘柄もあった。東証1部の売買高は概算5億3841万株、売買代金は概算5244億円と、ともに13日以来の低水準。