投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 17 日 12:08:42:
下記の報道以外にも、外資系証券会社も、相次いで日本での拠点を縮小してきています。
静かに、“撤退”をしていっています。
今回、将来の日本を担うベンシャーキャピタルまでも撤退をする事になり、日本は世界経済から見捨てられていっています。
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■□■ 米国系企業、日本でのVB投資を縮小 ■□■
米国系企業の間で日本でのベンチャー投資を縮小する動きが相次いでいる。
デルコンピュータは国内の投資拠点を閉鎖し、インテルなどは投資基準を厳しくした。
インターネット・キャピタル・グループ(ICG)も子会社を売却し、投資を中止した。
株式相場の低迷で投資先企業の公開による株式売却益が期待しにくいうえ、情報技術(IT)分野の環境悪化で投資余力が減っているためだ。
デルは7月に投資拠点となっていた事務所を閉鎖し、日本での投資活動から撤退した。
有線ブロードネットワークスなど投資済みの六案件は米国から管理する。
インテルとヒューレット・パッカード(HP)は投資基準を厳格化し、独自の技術を持たない企業を対象からはずす。
特色を打ち出せないネット関連ベンチャーへの投資は特に厳しく選別する。
ICGはアジア地域で投資を手掛ける香港子会社を大手財閥グループのハチソン・ワンポアに売却、日本を含むアジア全域での投資を中止した。
ICGはインターネット関連ベンチャーを次々子会社化して複合企業の形成を目指してきたが、大幅に規模を縮小して生き残りを図る。