投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 15 日 14:42:42:
経営危機に陥っています<マイカル>ですが、あいついで、有力な子会社を売却していっています。
この動きは、長崎屋と全く同じ道を辿っており、果たして、土壇場で、<マイカル>の経営陣は外資受け入れを決断できるか。
不調に終われば、<長崎屋>と同様破綻し、破綻後、債権となると思います。
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■□■報 道■□■
経営危機に陥っている大手スーパー、マイカルに対し、メーンバンクの第一勧業銀行が外資系など他社からの出資受け入れを要求していることが明らかになった。
マイカルと一勧では今年1月にまとめた再建計画の見直し作業を進めており、出資受け入れ方針と合わせ今週中にも発表するとみられる。
マイカルでは今月初めに計画の見直しを表明したが、その後も株価が下落を続け、10日には83円と上場来安値を更新した。
納入業者が手形決済を拒否し現金決済に切り替えるなど信用不安も拡大。
また、来年度以降、毎年500億円以上の社債の償還を控えており、資金繰りを懸念する声も強まっている。
このため、一勧側は外資系など有力企業の後ろ盾を得ることでマイカルの信用力を強化することが不可欠と判断したようだ。
再建計画では、一勧など主取引先がマイカルの資金繰りを支援するための特定融資枠(コミットメントライン)を設定するかどうかが大きな焦点になっている。
これまでマイカル側が設定を強く要請していたが実現していない。
一勧としては外資受け入れが実現すれば柔軟に対応することになりそうだ。
ただ、株価が下落を続けている現状で有力な出資先がみつかるかは不透明で、今週中の発表に間に合うのか微妙な状況とみられる。