投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 13 日 16:55:22:
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8月13日(月) 今日の株式市場
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後場も結局、戻しきれずに、安値圏の狭い範囲で動いていました。
今の相場は、全く買い手がいない状況になっており、今後、<投信>の解約売りが一層入ってきますから、株式相場は、崩れていくことになります。
下値の目処は、日経平均で11,000円ですが、これとて、日経平均リンク債がらみの数字であり、確たる根拠のある数字ではありませんが、外人からすれば、日経平均、$100(12,200円)が一応の下値の目処であった訳であり、これを下回っている現在、次の目処は、単純に、$90(11,000円)となります。
もし、小泉内閣が、有効な株価・景気対策を打ち出さない場合は、この11,000円($90)を割り込み、今度は、全く下値の目処をなくしてしまいます。
もし、日経平均を、ニューヨーク株のPERなみに買った場合は、現在の半分以下になります。そこまで下がって、ようやく世界標準になります。
私は、ここは、一度、日経平均は、1万円を割ったほうが良いとも思っています。
猛烈な売りが入り、ハイテク・通信株等が、全て今から30%〜50%以上下がれば、値段的にも買っても良い水準になってくる銘柄も出てきます。
ただ、この過程で、倒産する企業も出てきますし、金融危機も勃発しますから、反発はかなり限られたものになります。
【ポートフォリオ】銘柄以外の株式は、相当厳しい場面に直面する事になりますから、くれぐれも値ぼれ買いだけは、避けられますように。
現在、経済レポートを作成しておりますので、個別銘柄は、省かせて頂きます。