投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 13 日 12:38:07:
週明け13日午前の東京株式市場では、先週10日に米ナスダック市場が6日続落したことなどが嫌気され、平均株価は、7月30日につけた終値ベースのバブル崩壊後最安値(1万1579円27銭)を割り込んだまま、前場の取引を終えた。下げ幅は一時、300円を超え、3月15日につけた取引時間中の今年の最安値(1万1433円88銭)を下回る場面もあった。前場終値は、前週末終値比243円76銭安の1万1491円30銭。ナスダックの下げを受け、東証でもハイテク株や通信関連株に売りが目立った。
先週末の米株式市場では、ソフトウエア関連株を中心に売られ、ナスダック総合指数は、前日比6.85ポイント(0.35%)安の1956.47で取引を終えている。東証では、米株安の影響に加え、市場参加者が夏休みで少なく、出来高が薄いことが値動きを大きくしているという。
個別銘柄では、ロームがストップ安で売り気配。同社は10日、2002年3月期の連結営業利益が、前期比58%減の580億円にとどまるとの見通しを発表している。これまでの予想では、1400億円を見込んでおり、大幅な下方修正となった。
アドバンテストも大幅安。先週10日、2002年3月期の業績予想を下方修正したことが嫌気された。発表によると、連結純利益が前期比92%減の40億円にとどまる見通しで、これまでの予想(250億円)を大幅に下回る。
NTT、NTTドコモ、NTTデータなども安い。