投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 7 月 26 日 19:46:35:
回答先: 日本マクドナルドが店頭上場、初値は4700円〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 7 月 26 日 12:05:50:
26日にJASDAQ市場に新規上場した日本マクドナルドの藤田田社長は同日記者会見し、次ぎのように語った。
「上場のこの日から株主重視の経営へ大転換する。当社はこれまで社員重視の経営方針にあり日本でもトップクラスの給与を社員に払ってきた。社員重視の姿勢にはもちろん変化はないが、最も優先する対象は株主だ。上場に当たっては一般消費者が買いやすいように売買単位を100株にした。当社には13万9026人の新しい株主が誕生したことを嬉しく思う。100株保有の株主にハンバーガーの優待券やおもちゃなどを贈呈し、株主が楽しんで頂くような施策を打ち出していく。また、全国に足を運び、会社の近況報告会を実施してゆく。当社にとっての株主は製品の消費者そのものであり、ハンバーガーを食べた株主から商品に対しての意見を吸収していきたい。株主には日本マクドナルドを”自分の会社”と考えて頂きたい。」
「上場に際してJASDAQ市場を選んだのは、かつての店頭市場がJASDAQと名前を変えて頑張る姿に感銘したからだ。市場1部に上場する気は全くない。当社には13万9026人の新たな株主が誕生したが、幹事証券からは新規に株式購入を始めた顧客が多いと聞く。1300兆円とも言われる個人金融資産の10%でも株式市場に流れてたなら、最近の不況もなかっただろう。当社はJASDAQの先頭に立ち、株主重視の姿勢をアピールしていきたい。日本マクドナルド上場を導火線に日本の株式市況の活況がもたらされれば本望だ。JASDAQ市場には革新的な経営者が集まって、日本の株式市場全体をここを起点に変えていく流れを呼べば、と期待している」
「前期段階で4300億円規模だった売上高を、10年以内のなるべく早い時期に1兆円に引き上げたい。病院内、学校、駅などマクドナルドを出店できる場所はまだいくらでもある。今後の成長に向けてのびっくりするようなアイディアは私の頭の中にあるが、今は言えない」
「藤田商店に支払うロイヤリティーには全く問題がない。チキンタツタやテリヤキバーガー、グラタンコロッケなどのアイディア商品は藤田商店が開発した。また、米国との合弁企業運営はきわめて困難な部分があり、それについての様々なノウハウも藤田商店から得ている。上場時にその詳細を全てオープンにしている」
「初値4700円は、今の会社の力からすれば妥当な水準だろう。ここをスタート台にして上げていけば良い。今後私のアイディアを具体化して行けば、将来はびっくりするような値段になるだろう」[ラジオたんぱ2001年7月26日]