投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 09 日 19:28:43:
シスコシステムズの先行き慎重見通しと地区連銀経済報告(ベージュブック)の米経済の減速傾向が続いているとの指摘で、投資家心理は冷え込み、NYダウ(マイナス165.24ドル)、ナスダック総合指数(マイナス61.43p)共に大幅下落。この流れを受け、本日の東京株式市場は、ハイテク株中心に売り圧力が強まり、日経平均は前場から12000円大台を割り込んだ。
その後、後場に入り、ソニー、NTTドコモなど主力株の一角が下げ幅を広げ、全体指数も下げ幅を拡大。日経平均現物指数は、11754.56円と安値引けとなった。
また、ここ最近、「都市再生関連」で賑わった京成、東急不動産等が利食い売りに押され上げ一服。実質債務免除の履行を求めていた民事調停を取り下げたシントムも朝方から売り物殺到で24円の前日比8円安で取引を終了。マイカルが一時87円と8月2日の上場来安値88円を更新する状況を横目に、マイカルカードが一時ストップ安の1505円をつけ年初来安値を更新した。これは、マイカルの店舗閉鎖による業績への影響が懸念されていることが背景にある模様。
東証一部の出来高は、6.3億株、値上がり145銘柄、値下りは1220銘柄であった。