投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 09 日 16:28:29:
9日の東京株式市場は、米国市場の株安を受けて続落し、東証株価指数(TOPIX)は取引時間中では1日以来1200を割り、日経平均株価も同じく1日以来の1万2000円台を割り込む全面安の展開となった。
日経平均株価は一時、前日比で270円以上も下げ、午前の取引は、同比261円32銭安の1万1902円35銭、TOPIXは同22・55ポイント低い1195・37で終えた。また午後からも日経平均株価が一時同比300円以上も下落するなど軟調な取引が続いている。
米通信機大手、シスコシステムズの大幅減益の決算発表を受け、国内市場はハイテク株の先行き不透明感が再燃、半導体関連など電機や通信が値を下げたほか、これまで物色されていた不動産や電鉄などにも利益確定売りが出た。夏休みによる市場参加者の少なさも、積極的な買いが入らない原因とみられ、1万2000円の大台割れによる値ごろ感からの買い戻しも入りにくい状況だ。 【小島昇】
[毎日新聞8月9日] ( 2001-08-09-13:40 )