投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 09 日 13:13:57:
米国の要望どおりに、銀行の不良債権処理が一気に進み、<マイカル>の株価が示すますように、破綻を催促する動きとなってきています。
米国の“はげたか”ファンドは、上場企業や大手企業の破綻を、大きな口をあけて待っています。
<マイカル>は、表面的には、小売業ですが、実態は、不動産開発業そのものであり、これは、”はげたかファンド”にとっては、最も<美味しい>投資先になります。
金融庁の動きを見ていますと、<マイカル>が民事再生法を申請する準備が今週末には整ってきたように思えます。
このまま株価が下落するよりは、早く手を打った方が、まだ、傷は浅いと思っています。
この<マイカル>が破綻しましても、既に金融機関は、100%引当金を積んでいますから、問題はありません。
ところが、これが、中小企業の破綻処理も、同時に促しますから、もし、8月中に、これが一斉に起これば、金融市場は、がたがたになります。
今、銀行の株価を買い上げていますが、その際には、一気にはしごをはずされる事になります。
金融危機は、もう、終わったのではないのです。これからが、【 本番 】になります。
小泉政権は、外交部門が事実上麻痺しており、経済分野でも、軋轢が高まってきています。ここで、反米的な動きをすれば、米国から、【円高】という、強烈なパンチを受ける事になります。その兆候も出てきています。
<新生銀行>問題です。また、この問題は、別途、解説させて頂きます。