投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 07 日 21:29:30:
米格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は7日、松下電器の格付けを、99年2月から続いていた「AAマイナス」から「格下げの可能性がある」に変更し、クレジットウオッチ(見直し対象)に掲載した。01年度第1四半期連結決算で387億円の営業損失を計上するなど、業績が悪化しているため。
S&Pによると、世界的なIT(情報技術)分野の需要低下や、家電需要の成熟化など松下を取り巻く事業環境の悪化に加えて、同社の高コスト体質が収益低下を招いている。同社の経営改革を評価する一方で、どこまで体質改善や収益力の回復につながるかを見極め、格付けを判断する。
また、松下の子会社の日本ビクターも「BBBプラス」から格下げの可能性があるとした。 【小島昇】
[毎日新聞8月7日] ( 2001-08-07-19:35 )