★阿修羅♪ 狂牛病・遺伝子組換3 ★阿修羅♪ |
雪印乳業の西紘平社長は5日、他社との資本提携も含む再建計画を発表し、グループ各社の経営の自立性を一段と促していく方針を表明した。雪印自身が2000年6月に起こした食中毒事件に加え、雪印食品の牛肉偽装事件でブランドイメージが失墜していることを受けた措置。西社長は、自社で再建を進めている市乳事業では雪印ブランドを存続する考えを強調したが、グループについては「雪印のブランドがマイナスになるのならば、その扱いは検討する」と述べ、自立が可能な企業は雪印グループからの離脱についても柔軟に対応する姿勢を示した。
「グループ存続の危機」(西社長)のきっかけとなる不祥事を起こした雪印食については、会社清算や、事業分割をしたうえでの売却なども取りざたされている。西社長は雪印食の存続について、「かなり厳しいことは認識している」としながらも、「まもなくまとまる雪印食自身の再建計画の内容を見守ってから判断したい」と述べるにとどめた。