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従来の検査では混入見落としも 肉骨粉めぐり農水省
狂牛病の汚染源と見られる肉骨粉が、牛用の飼料に混入することについて、農水省は17日、従来の検査方法では、見落としを完全に防ぐことができない恐れがあったことを明らかにした。衆院予算委員会で保坂展人氏(社民)の質問に答えた。
飼料の検査は、牛への肉骨粉の使用自粛を求めた96年の行政指導以降、形状や色、光沢などの目視と手による触感で実施してきた。この点について保坂氏が「五感による検査では、見落としがあるのではないか」と質問したのに対し、武部勤農水相は「絶対という考えは持っていない」と答えた。
今年1月から導入した顕微鏡による検査についても保坂氏が「完全な識別は難しいのではないか」と質問。農水省側は「精度は相当高い」としながらも、「(識別できないことが)まったくないと否定はできない」と、認めた。(23:32)