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01/25 14:00 国が廃用牛を買い上げへ 費用は200億円余り 政 経済17
共同
狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した牛が相次いで見つかり、高齢
で乳を搾れなくなった廃用牛の出荷が滞っている問題で、政府・自
民党は二十五日、食肉用に出荷できないまま農場などで滞留してい
る廃用牛を買い上げることを決めた。費用は国が全額を負担する予
定で、総額二百億円余りを見込んでいる。
また、食肉検査で狂牛病と判明した場合は、食肉処理場の消毒費
用も国が負担する方針だ。
買い上げるのは畜産、酪農関連の業界団体。買い取り価格につい
ては今後、農水、財務両省と詰めるが、乳用牛は四万円、肉用牛は
五万円の見込み。買い上げた牛は業界団体が一時保管し、食肉処理
して市場で売却後に業界団体が受け取る仕組み。
日本では狂牛病が発生するまで、廃用牛が食肉用に出荷され、酪
農家の貴重な収入源となっていた。
しかし、これまでに見つかった感染牛がいずれも廃用牛だったこ
とから、食肉処理場が廃用牛の受け入れに難色を示したり、酪農家
が出荷を控えるなどして計約四万四千頭が滞留、酪農家らの経営に
支障が出始めている。
(了) 020125 1400
[2002-01-25-14:00]