フランス中部ピュイドドーム県のクレルモンフェラン周辺で、昨年2月から乳幼児が相次ぎ感染症の細菌性髄膜炎を発症していることが明らかになり、クシュネル保健担当相は11日、周辺の未成年者約8万人へのワクチン接種を勧告した。これまでに18人が発症し、4人が死亡した。細菌性髄膜炎はアフリカでの発症例が多く、欧州ではほとんど症例がなかった。フランス各紙などによると、同国での集団接種は初めて。 (パリ共同)
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