★阿修羅♪ 狂牛病・遺伝子組換3 ★阿修羅♪ |
農水省は11日、狂牛病(牛海綿状脳症)問題で停止している牛の肉骨粉の使用について、肥料用の蒸製骨粉などの使用禁止を解除し、関係団体などに通知した。ペットフード用に、クジラやイルカの肉骨粉使用停止も解除した。
蒸製骨粉などの製造・出荷は、牛の特定危険部位を除外し、国際獣疫事務局(OIE)基準(133度、3気圧、20分)以上に加熱するという条件つき。化学肥料やたい肥と混ぜて出荷し、販売先農家を業者が帳簿に記載するため、農水省は「牛の飼料に誤用される心配はない」と説明している。
今回の措置は、昨年暮れの専門家による検討会の意見を踏まえて決定した。英国では、牛などの肉骨粉類を肥料として農地に使うことを禁止している。 【塚本弘毅】
( 2002-01-11-23:18 )