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南ア初の変異型ヤコブ病か 男性がこん睡状態に
【ヨハネスブルク21日共同】南アフリカ通信などによると、同
国東ケープ州の病院当局は二十一日までに、入院中の男性(27)
が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の疑いがあること
を明らかにした。男性の容体は悪化しており、二十一日にはこん睡
状態に陥った。
変異型CJDは、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の牛を食べる
ことなどで人間に感染するとされるが、農業当局によると、同国で
のBSEの発生例はない。感染が確認されれば、南アでは初の症例
となる。
病院当局によると、この男性は最初の検査で変異型CJDに感染
していると診断された。病院は現在、感染を確認するための検査結
果を待っている。
一方、農業当局は感染源について調査を始めた。
(了)
[2002-06-21-22:32]