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ドイツの獣医科学誌に掲載された論文によると、牛の血液、血清、血漿(けっしょう)の検査で牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)の遺伝子を検出する方法が発見された。この発見のヒントになったのが、現在米クロニクス・バイオメディカル在籍の科学者が1999年に行った研究で、神経障害などを伴う湾岸戦争症候群(WGS)にかかった退役軍人の血清から共通のRNAが検出されたという研究結果。上記論文の研究は、ドイツのゲッティンゲンのゲオルク・アウグスト大学獣医学研究所がクロニクス社の科学者達を招いて、この新発見のRNAマーカーによる検査法の共同実験を行ったもの。今後、より大規模な研究が行われる予定。現在の狂牛病の検査法では、牛を殺す必要があるが、この手法の有効性が証明されれば、血液検査だけで狂牛病が検出できる画期的な発見となる。 <BIZW> (ビジネスワイヤ)
【編注】この原稿は、米ビジネスワイヤ社の提供によるものです。英語、日本語の原文をご希望の際はアデックス03(3263)4522、またはbizwire@adex―japan.comへ。