えさとして引き取り手なし
千葉県警環境犯罪課などは24日、選別過程で不要となったモヤシ約3.7立方メートル(約370キロ)を河川敷に捨てたとして、廃棄物処理法違反(産業廃棄物の不法投棄)容疑で、木更津市瓜倉、モヤシ製造販売業、矢野光忠容疑者(63)を逮捕した。
調べでは矢野容疑者は、自分の会社の従業員(35)に指示して24日朝、モヤシを袖ケ浦市坂戸市場の小櫃川河川敷に投棄させた疑い。
現場は私有地。矢野容疑者は地主から無償で借りており、昨年春からほぼ毎日捨てていたという。「以前は牛の餌として引き取ってくれる人もいたが、狂牛病騒ぎで駄目になった」と供述。別の事件でたまたま近くにいた同課の捜査員らが投棄を目撃した。
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