[アムステルダム 1日 ロイター] オランダで安楽死を合法化する法律が施行された。国家として安楽死が合法化されたのは、オランダが初めて。
法案は昨年4月、国会で可決された。
安楽死が適応されるのは、治癒の見込みがなく、耐えがたい苦痛に直面している患者で、自らの意思決定であることが条件となる。
また、患者や医師と話し合いを行い、精神科医の診察も受けることが必要となる。
それぞれのケースは患者の死後に担当委員会が審査を行い、疑わしい点があった場合は検察庁への報告が義務付けられる。
安楽死が認められるのは12歳以上で、16歳までは親権者の同意が必要となっている。(ロイター)
[4月1日22時21分更新]