(回答先: <結核>奈良県の病院で入院患者2人が感染(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 3 月 16 日 00:02:12)
奈良県当麻町の医療法人向聖台会当麻病院(菊池正院長)で、入院患者2人が結核に感染し、うち1人が肺炎で死亡したと、県健康対策課が15日、発表した。ほかに男性患者3人が結核に感染している疑いがあり、同課は集団感染の疑いがあると見て葛城保健所に結核対策委員会を設置、X線フィルムや接触者などを調べている。
同課によると、精神科に入院していた女性患者(65)が2月中旬にせきや発熱などの症状があったため、たんを検査。27日に結核菌を検出したという。女性は3月11日に肺炎で死亡。女性は幼少時に結核に感染したことがあったという。
同病院では、入院患者210人のレントゲン検査などを実施。女性と同じ精神科に入院中の男性患者4人の肺などに陰影があったため、結核に感染した疑いがあると判断。4人のたんを検査したところ1人から結核菌を検出した。
この男性は発熱などの症状が見られたが、現在、症状は安定。同病院の診療科は精神、神経、内科で、病床数は222床。
菊池厚副院長は「対策マニュアルを作るなど院内感染に気をつけてきたが、感染者が出たのは事実で、大変残念」と話している。(読売新聞)
[3月15日20時49分更新]