(回答先: <鶏肉偽装>丸紅畜産がブラジル産を国産と偽る(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 3 月 16 日 00:10:08)
総合商社「丸紅」の子会社「丸紅畜産」(東京都千代田区)の西園仁社長は15日夜、同社仙台営業所が1999年から2001年にかけて、少なくとも10数トンの輸入鶏肉を国産と偽って販売していたことを明らかにした。農水省はJAS(日本農林規格)法違反の疑いが強いとみて、近く同営業所などを立ち入り検査する。
会見した西園社長によると、同営業所はブラジル産冷凍鶏肉を宮城県石巻市の食肉加工会社に販売し、加工会社で解凍のうえ「国産」と表示した袋に詰め替えさせた。営業所はこれを買い戻し、東北地方のスーパーなどに国産銘柄の「チャンキーチキン」などの名前で販売していた。偽装は、需要の増える毎年12月に行われ、年間5―8トンに上った。輸入品と国産品との差額は1キロあたり約220円という。
今月12日に公正取引委員会東北事務所が同営業所と加工会社を調査、営業所長が事実関係を認めた。丸紅畜産は、調査委員会を設置し、他にも偽装がないかなどの調査を始めた。
西園社長は「偽装は欠品対策として営業所長の指示で行った。消費者の皆様、取引先の皆様などの信頼を裏切り、多大なご迷惑をかけた」と、陳謝した。
同社は、鶏、牛、豚肉の販売会社で、2002年度の年商見込みは570億円。(読売新聞)
[3月15日22時44分更新]