投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 05 日 13:41:37:
09/04 13:10 木綿にウサギの毛の風合い 遺伝子組み換えで開発 外信43
【上海4日共同】四日付の中国・上海紙、文匯報は、中国科学院
上海植物生理生態研究所がこのほど、ウサギの毛に含まれるタンパ
ク質の遺伝子を植物の綿に組み込み、ウサギの毛の風合いを持った
木綿を開発することに世界で初めて成功した、と報じた。
同紙によると、同研究所は一九九八年にウサギの毛のタンパク質
「ケラチン」の遺伝子を分離して綿の遺伝子に組み込み、まず第一
代の綿株をつくり出した。これを江蘇省や河北省で六代にわたって
選抜育成し、遺伝的性質を安定させた。
この綿花からつくった木綿は、ウサギの毛のような色彩と光沢、
手触りがあり、この木綿で試作されたTシャツは滑らかで弾力に富
んでいるという。
同紙は、市場では最高品質とされるエジプト綿に匹敵する高値が
付くだろうとしている。
(了) 010904 1311
[2001-09-04-13:10]
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