投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 04 日 19:18:46:
先週、ヒトの体細胞クローン胚を作製したと発表した米国の会社の専門家が、ヒトのクローン作製は困難を極めて不可能だとして、人間のクローンが今にできるかもしれないという不安を払しょくした。
米アドバンスト・セル・テクノロジー社(ACT)のターニャ・ディミンコ氏が、医学の学会で発表したもの。
同氏は、サルを使った実験の結果、霊長類にはある特性があり、それによってクローン作製が困難であることが分かったと述べた。
ACTは、ヒトのクローン胚を3つ作製したと発表したが、1、2回分裂したあと、成長が止まってしまったという。ライバル研究者らは、ACTが実際にはクローン作製に成功しなかったことを示していると指摘。同氏もこれを認めた。
また、米議会がクローン分野の発展が急速過ぎるのを恐れて、クローン作製の即時禁止あるいは猶予期間を設ける方向で動いていることから、今回の指摘で議員らが安心するかとの問いに対し、同氏は「確実にそうだ」と回答した。
上院の小委員会は4日、クローンに関する公聴会を予定している。
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