投稿者 ごろた石 日時 2001 年 11 月 30 日 22:48:47:
狂牛病、国内3頭目は96年3月ごろ出生の群馬の乳牛 asahi.com 2001/11/30
群馬県の牧場で飼育されていた牛が、狂牛病であることが30日にわかった。厚生労働省は12月2日に専門家会議を開き、狂牛病であることを正式に確認する。
厚労省によると、この牛は96年3月に、群馬県の牧場で生まれ育ったメスの乳牛で、29日にさいたま市食肉中央卸売市場の食肉処理場で処理された。9月10日の千葉県白井市の乳牛、11月21日の北海道猿払村の乳牛に続き、日本で3頭目の発生になる。3頭ともメスの乳牛で、96年3月前後に生まれていることなど、共通点が多い。同じ時期に国内で流通していたえさを食べて感染したかどうかが、今後の原因究明の焦点になりそうだ。
今回、1次検査の結果が出ると同時に、厚生労働省はこの牛の枝肉の流通を止め、食肉処理場の消毒を終えている。農林水産省はこの牛と同じ牧場で飼われていた牛の移動を禁止し、えさや飼育状況を調べる。
1頭目の狂牛病が発見されたあと、厚生労働省は10月18日から、食肉処理される牛全頭を対象に狂牛病の検査を開始、29日までに全国で約12万頭が検査を受けている。全頭検査で発見された感染牛としては2頭目になる。
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