投稿者 「付箋」改め「ごろた石」 日時 2001 年 11 月 30 日 22:42:19:
狂牛病3頭目を確認、群馬で飼育 [読売新聞] 2001/11/30
群馬県内の酪農家で飼育され、埼玉県内の食肉処理場で解体処理された乳牛1頭が、検査機関で行われた狂牛病感染の1次検査で強い「陽性」の反応を示し、30日、より精度の高い2次検査(確認検査)でも陽性となった。厚生労働省は、2日にも専門家による検討会を招集し、最終判定する。千葉県白井市、北海道猿払(さるふつ)村の乳牛に続いて国内3頭目の感染牛となる。
同省などによると、この乳牛は群馬県内の酪農家で飼育されていたが、5歳8か月と高齢となったため、廃用牛として埼玉県内の食肉処理場に出荷された。解体前の検査では特に異常はなかったが、埼玉県中央食肉衛生検査センター(さいたま市)で29日、エライザ法による1次検査を行ったところ、2回とも極めて強い陽性反応を示した。
このため、同省・横浜検疫所などでより精度の高いウエスタンブロット法で確認検査した結果、陽性と判明した。
この乳牛は、最終結果が出るまで処理場に保管され、市場へは流通しない。
一方、農水省は、この乳牛の出生地や食べた飼料の調査など、感染ルートの解明に着手する。
これまで見つかった2頭の感染牛はいずれも北海道産の乳牛で、ともに5歳と高齢だった。飼料の一部が共通するなど、類似点は多いが、感染ルートは特定できていない。
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