投稿者 付箋 日時 2001 年 11 月 25 日 06:17:01:
狂牛病「疑似患畜」が流通の可能性 [読売新聞] 11月25日
国内2頭目の狂牛病の乳牛が見つかった北海道猿払(さるふつ)村の酪農家で飼育、全国の農家に売却された牛が、過去6年間に少なくとも200頭いることが24日、わかった。農水省と道庁では、このうち感染牛と同じえさを食べ、感染した可能性がある「疑似患畜(かんちく)」の特定を急いでいるが、一部はすでに食肉として市場に流通している可能性が強い。
この酪農家では現在、77頭の牛が飼育されているが、これとは別に、感染牛が生まれる1年前の1995年4月以降、全国の農家に売却されていた牛は200頭以上に上る。ほとんどは生後間もないオスだったという。
同省などの追跡調査で生存が確認された牛は、家畜伝染病予防法上の「疑似患畜」に認定され、狂牛病の感染検査を行ったうえで焼却される。
疑似患畜は、感染牛が生まれた前後1年間に生まれ同じ場所で同じ飼料を食べていた牛や、1歳になるまで感染牛と同居し同じ飼料を食べていた牛――などが対象で、飼育中の77頭の一部も該当する。
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