投稿者 付箋 日時 2001 年 11 月 22 日 23:17:58:
肉骨粉など食べた牛を焼却 対象は15道県計5100頭 [共同] 2001/11/22
農水省は二十二日、狂牛病の感染源となり得る肉骨粉や血粉、蒸製骨粉をこれまでに与えたことがあり、現在も全国十五道県の農場で飼育されている約五千百頭の牛について、狂牛病に感染していないかを検査した上ですべて焼却処分することを決めた。
生産者らの同意を得た上で、国が実質的に買い上げる方針で、週明けにも高齢の牛から順次処分を開始する予定。
対象となるのは、家畜保健衛生所が監視している乳牛と肉牛すべて。これらの牛が食肉として出回るのを防ぐことで、狂牛病に感染した国内二頭目の牛が確認されたことを受け、消費者の牛肉離れがさらに加速するのを防ぐ狙いがある。
同省は一九九六年、行政指導で牛などの反すう動物を原料にした肉骨粉を牛に与えることを禁止。「農家が牛に肉骨粉をえさとして与えることはない」としていたが、その後の調査で一部農家が肉骨粉などを与えていたことが判明、監視対象としていた。
【注】15道県は北海道、岩手、宮城、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、長野、静岡、新潟、愛知、広島、熊本
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