投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 11 月 04 日 00:34:59:
ジェネテックラボ 米社と開発へ
北海道大学の研究者らが設立したバイオベンチャー、ジェネティックラボ(札幌市、橋本易周社長)は二十六日、狂牛病の原因とされるたんぱく質「異常プリオン」の高感度検出技術を米企業と共同開発すると発表した。感度を従来技術の数万倍以上に高め、これまで難しかった食品原料などの検査に利用できるようにする。基本技術はすでにあるため半年から一年後の製品発売を目指す。
米ベンチャーのプロテネックス(ニューヨーク州)と提携、同社が開発したたんぱく質の高感度検出技術「IDAT」を応用する。異常プリオンに反応する試薬に、自身を複製する性質を持つDNA(デオキシリボ核酸)を標識として結合させてある。反応後にこのDNAを大量複製することで、微量の反応も増幅できる仕組み。
技術を確立すれば、食品や医薬品の原料などに異常プリオンが極微量混入していても確認できるという。従来技術は解体した牛からプリオンがたまりやすい延髄を取り出して検査するのに使われている。
IDATは感度が極めて高い半面、異常プリオン検出に応用した場合、「陽性の疑い」が多く出る可能性があるため、今後両社で検査条件などを詰める。
[日経産業10/29]
★「IDAT」って、韋駄天の略かな〜?
化学的増幅法ということですね。ですが新方式の完成度があまりに高すぎても、
「新方式の検査には信頼性を証明するに足る充分なデータを揃える必要がある」
「充分な実績がなく供給能力に不安が残るベンチャーごときに新方式をいきなり認めろと言われてもどうして認められようか、いや認められない(反語)」
「人や牛乳や卵や豚肉や養殖魚を検査すると『擬陽性』が多く出る…国民にむやみな不安や風評パニックを招いて大混乱しかねない…自殺者まで出たゾ…知らぬがほっとけだったのに」
「健康状態が何ともない牛さんを病気呼ばわりして、牛さんも農家も、も〜かわいそお」
てな「理由」がつい持ち出されて、のらりくらり正式な検査方法としてどうしても採用してもらえない、なんてね?
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