投稿者 ★阿修羅♪(佐藤雅彦氏の全文引用再投稿) 日時 2001 年 9 月 21 日 23:18:26:
回答先: 気付かぬうちに狂牛病感染の恐れも 投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2001 年 9 月 21 日 23:11:30:
http://www.asyura.com/sora/bd8/msg/396.html
Ψ空耳の丘8Ψ投稿NO: 2000/8/02 05:54:31
投稿者: 佐藤雅彦
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題 名: 英国の科学者が、歯科医療を介した狂牛病伝染の危険性を警告
ヒト狂牛病」は歯医者の汚染された
医療器具を介して感染拡大するかも知れない?!
●英国で「ウシ海綿状脳症」――いわゆる「狂牛病」――の感染爆発(アウトブレイク)が勃発してから、もう20年近くになります。 当初、この奇病の原因は新種のウイルスではないかと推測されていましたが、米国の生化学者プルシナーが、「感染性の蛋白質」という全く新たなアイディアを提唱し、そうした蛋白質を「蛋白質性感染粒子」(proteinaceous infectious particle)と名付け、これを略して「プリオン」(prion)と呼びました。 それまで医学界の主流は「感染症は感染性微生物が宿主生物(たとえばヒト)に感染して生体組織を破壊することで起こる」という絶対的教条を信じ切っていたので、生命のない単なる物質である蛋白質が「感染」して勝手に増殖する、などという“唯物論”は到底信じられず、プルシナー博士を半ば狂人あつかいにしたものでした。 「病原微生物が病気の原因だ」というのは一定の有効性を持つ発想ですが、これを万能と信じるのは、「悪魔が病人のカラダに入って悪さをする」と信じる“悪魔信仰”と本質的に変わりません。 いわば白衣の“悪魔信仰”カルトが、“唯物論”的病因論を提唱したプルシナー博士を迫害してきたわけ。
●プルシナーはその後、「プリオン」の提唱が評価されてノーベル賞を受けたわけですが、狂牛病の「プリオン病因」説には、最近、ウイルスのしわざを暗示させる反証が報告されているので、まだ決着がついたとは言えません。
●ただし、「病原微生物でなくても感染症を起こすことができる」という説は、生物化学兵器の開発者たちにとっては極めて魅力的です。 なにせ、微生物だと用心深く生育環境を管理し続けなくては、大切な“兵器”が死んでしまいますが、蛋白質のような安定した物質が病気を起こすなら、化学兵器と同様の、低コストの管理で運用できるわけですから……。 たとえば食中毒を考えてみてください。 食中毒菌は、食べ物に熱を加えれば滅菌できるけど、菌が作り出した毒素(蛋白質)は、ちょっとやそっとの熱じゃ壊れないので、毒性が持続する。
●「ゲノムの解読ができたら、今度は蛋白質の合成だ」と、バイオ利権でセコイ儲けを目論んでいる御用学者や株屋の諸君が大騒ぎしていますが、蛋白質の合成が「人類の福祉」を増進するばかりと思ったら、大まちがい。 実はバイオテクノロジーは、生物兵器と化学兵器の境界をとっぱらって、生化学的病毒性物質を工業的合成によって大量生産して、生物兵器で作り出すような感染爆発を起こすことができる、という戦争形態の新たな地平を開く技術に他ならないのです。
●たとえば「阿修羅」で紹介された次の最新ニュースは、当然、新たな“生化学兵器”への転用の可能性を臭わせる情報だといえるでしょう。
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★阿修羅♪遺伝子組み換え食品 (GMB) 467 投稿日時: 2000/8/01
投稿者: FP親衛隊国家保安本部
題 名: 血管壊すタンパク質発見 エボラ出血熱で米NIH【ニューヨーク1日共同】
米国立衛生研究所(NIH)は三十一日、致死率が九○%に達する「エボラ出血熱」の病原ウイルスから、血管壁の細胞を破壊し、激しい出血を引き起こしているとみられるタンパク質の特定に成功した、と発表した。
エボラ出血熱は、致死率の高い特定の感染症「国際伝染病」の一つで、高熱と大量の内出血などで急速に死に至る。効果的な治療法がなく、最も恐れられているウイルス性熱病。
NIHは「このタンパク質を標的にした薬やワクチンの開発で、エボラ出血熱の予防や治療が可能になるかもしれない」と成果を強調した。
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●一ヶ月ほど前に、私は大阪の病院で起きたセラチア菌のアウトブレイクに関連した「セラチア菌院内感染事件の闇?:かつてセラチア菌は米軍が市街地での極秘生体実験で散布していたものだった!!」(7月5日;7SR1174)と題する投稿をしましたが、そこでも言及したように、大阪というのは、とにかく生物兵器の秘密研究をやってるんじゃないかと思わせる、怪しげなアウトブレイクが次々と起こり続けてきた場所であった。 ……で、蛋白質の研究についても、その例に漏れず、80年代に「蛋白工学研究所」という研究機関が誕生している。
●「ゲノムが判ったら、今度は蛋白質の合成だ」というかけ声に駆られて、こういう研究施設でもプリオンの研究なんかを進めるでしょうが、「感染性蛋白質」の実験については、厳格な安全対策規準が存在していない。 だから普通の実験排水として一般下水に捨てられる可能性だって大いにあるわけですが、抗生物質で死ぬ【笑】わけじゃないから、野外環境に放出されたあとは、不測の事態を引き起こす可能性だってあるでしょう。 ああクワバラクワバラ。
●これから紹介する記事は、英国で突発出現した「ヒト狂牛病」が、「狂牛病」のウシの肉を食べるだけでなく、病原体(目下の推定ではプリオン)に汚染された歯科治療器具を介しても伝染する恐れがある、という英国政府当局の警告を伝える最新ニュースです。残念ながら、この記事には、肝心のこの情報について詳しい説明がないのですが、こうした可能性が濃厚だとすると、「狂牛病」の疑いのあるウシ肉を食った人とのディープキッスも、危ないという理屈になると思うのですが……。 これ知ったら、英国との“和合(concord)”の結果生まれた“技術の神(プロメテウス)”の翼が焼けて墜落したばかりのフランスにとっては、泣きっ面に蜂かも……。 だって「フレンチキッスで狂牛病がうつるんです」なんてさぁ……。
●ちなみに、狂牛病がそもそも何故発生したのか、納得のいく説明はいまだに登場していません。 (ヒツジの海綿状脳症であるスクレイピー病で死んだ羊を、ウシのエサに混ぜたのが「ウシ海綿状脳症」の突発的出現の原因かも知れない、という憶測は語られ続けてきましたが、スクレイピー病はそもそもスローウイルスによる感染症だと考えられてきたし、感染症には生物種によって罹るものと罹らないものがあるという基本的な“関門”もあるわけで、ヒツジの伝統的な脳症が簡単にウシに種間転移して、さらにヒトに種間転移したという仮説には、相当無理があるのです。) 私は、蛋白工学的な実験操作によって故意もしくは偶発的に生まれた、という人為発生説もありうるのではないかと見ています。
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英国の科学者が、歯の外科手術による狂牛病伝染の危険性を警告
http://news.excite.com/news/r/000801/12/health-britain-madcow
2000年8月1日、東部時間午後12時21分にアップデートした
ケイト・ケルランド (Kate Kelland) 記者
ロンドン発、ロイター電――
英国政府の科学者たちが火曜日に、クロイツフェルト・ヤコブ病 の変種( vCJD )である「ヒト狂牛病」が、歯科医療器具を通じてヒトからヒトへと伝播する危険性が理論的に存在している、という警告を発した。
海綿状脳症諮問委員会 (Spongiform Encephalopathy Advisory Committee:SEAC )は、脳症と関連した消耗性疾患を監視するために英国政府によって設置された機関であるが、この委員会が記者会見を開き、「歯科医師たちが滅菌済みの器材を用いて衛生的な医療を徹底するように、すでに厚生省には依頼を出している」と語った。
SEACの委員長代理を務めるピーター・スミス氏は、「(歯科医療を通じて)狂牛病がヒトからヒトへと伝播する理論的危険性がある」と警告している。
彼は「医療器材の清潔と滅菌を徹底する必要がある」と力説したが、しかし、当面は歯科医療の手続きを変更する理由は見あたらない、とも述べている。
ただし、彼はこうも語っている――「狂牛病の病原体は滅菌ていどのことでは完全に不活化することはできない」。そして、理論上のリスクアセスメントを全面的に実施し、「vCJD」(ヒト狂牛病)患者の口内組織をさらに分析して、危険性についての知識を改善する必要がある、と呼びかけた。
SEAC は先月、致命的な「ヒト狂牛病」の英国 における発生率が年間20〜30パーセントという「統計的に有意な」著しさで増え続けていると発表した。
そしてこの火曜日(8月1日)に、スミス委員長代理は、「確定的な診断のついた」患者と「きわめて疑いの強い」患者を合わせて合計77人の「ヒト狂牛病」患者が英国で確認されている、という最新の数字を発表した。 これらの患者のうちの8人はまだ生きている。
先月、政府はレスターシア州ケニーボローの小村の周辺に発生した一群のCJD による死亡例について、緊急調査を実施した。
4人の犠牲者のうち、3人は、わずか2〜3週間のうちに、次々と死んだ。しかも全員、近接した場所に住んでいた。
英国政府のCJD監視機関の長を務めるロバート・ウィル博士 は、当初、この「ケニーボローのヒト狂牛病アウトブレイク」事件の主因はベビーフードと給食であろう推測を語っていた。
厚生省は、レスターシア州でどれほどの住民が「ヒト狂牛病」に罹[かか]っているかを調べるために、1985年以来保存されている扁桃腺と盲腸の1万件以上の標本を調査するよう、命令を出した。
スミス委員長代理は、この調査の結果は年末まで発表できそうにない、と断わりながらも、これによって「ヒト狂牛病」の謎を解明する科学的なヒントが得られるかも知れないと語った。
もっとも、この方法は流行病の原因を見きわめる手段として常に成功するとは限らない、とも留保をつけた。
「レスターシア州の住民たちに何が起きているのか、予断を語るのは禁物です。 しかし何か判るに違いない、という希望は持てます」と彼は言う。
多くの学者たちは、「ヒト狂牛病」の原因は“ウシの海綿状脳症”( BSE )――すなわち「狂牛病」――に罹ったウシ肉を食べたせいだと信じている。
BSE のアウトブレイク(感染爆発)は1990年代後半に至って英国内の牛肉産業に回復不能なほどの打撃を与え、そればかりか欧州全域で「どの国の牛肉なら安全に食べられるか」についての厳しい政治紛争を巻き起こしている。
欧州連合 (EU) の科学者たちは、やはり火曜日に、「狂牛病がドイツ、スペイン、イタリアにも広まっている可能性がある」と――むろんこれらの国の政府当局はこれまでそうした可能性を否定してきたわけだが――発表した。
しかしEU 委員会では、学者がこうした発表をしているけれども欧州各国のウシにおける狂牛病の感染は「現行の監視態勢では検知できないくらい微々たるものに違いない」と認識している、と弁明している。
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