投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 22 日 22:31:23:
献血制限、さらに3カ国 狂牛病対策で厚労省 [共同] 2001・10・22
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全技術調査会は二十二日、欧州での狂牛病拡大を受けて、居住歴のある人から献血制限を実施する対象国にベルギー、オランダ、イタリアの三カ国を追加すべきだとの提言をまとめた。一九八○年以降、これらの国に通算六カ月以上滞在した人が対象。これで制限対象は計十カ国になる。同省は近く、日本赤十字社に指示する。
調査会では、献血制限の対象を欧州全域に拡大すべきだとの意見が多数を占めたため、他国の対策状況など調査した上で、さらに検討することになった。
献血制限は、狂牛病が人に感染して起きるとされる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生を防ぐのが目的。追加三カ国はいずれも、昨年まで多くても一ケタだった狂牛病発生数が、今年に入って二ケタに上昇していることから、制限対象に加えることにした。
献血制限は昨年一月の英国を皮切りに、フランス、ドイツなど七カ国を対象に実施している。
このページの感想 |