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交差点で信号が赤でもみんなでわたればこわくない。
今、三井物産の汚職問題で問題になっているが、商社、官僚ななかには、こういう物語がある。
賄賂をもらわない社員ほどつきあいにくい社員はいない。賄賂をとる社員は、上司ももらっていて、取引先も賄賂によって仕事の保障も手にできる。賄賂をとらない仲間は、仲間ではなく、邪魔な存在だ。
今の長野の問題もこの問題であろう。まず、ダムの計画だが、企画から設計まで工事予定の10年−15年前に役所によっておこなわれている。ということは、田中知事が就任する時にすでにその後の10-20年後の工事予定がきまっているのである。大手ゼネコンや地元の大手ゼネコンは、その計画をしっていて献金、賄賂を役人、議員のわたしている。
田中知事はどうか。彼は、長野の財政を検討し、かつダムが必要かどうかを県民と話会いをしているのだと思う。根本の問題は、県会議員のほとんどは、同じところから賄賂をもらっているが、田中知事は、その賄賂をうけとらないから、議会は不信任をするのではないだろうか。賄賂という言葉がわるければ献金、お中元でもいい。朱に染まらないから議会は、協力しなく、また自分達の地位もおかしくなるのである。
長野県会議員達は、田中知事だと県の財政がおかしくなるといっている。すでに長野県は、いまの県会議員と彼らが応援し支持した知事によって財政がおかしくなっている。本当の責任は、今の県会議員達である。
知事の場合、県議会解散の手はあったが、現行のままではやらないほうがいいだろうと思う。なぜなら、来年4月に議員を削減して議員選挙がある。今解散すれば、今の議員は安泰である。こんなおかしな議員を今選ぶよりは、来年の4月に候補者がそろったところで県民に選択させたほうがいい。
長野県のホームページをみて土木工事の入札状況をみているとよくわかる。工事予定額よりも業者の工事費はどれも低いが、そのばらつきが大きい。よその県といっても隣の県は、ほとんど業者間の工事費にばらつきがない。長野県の場合、地元の業者でも競争意識がはたらき、どの業者も入札にかてば県の工事に参加できるある程度開かれたものになってきている。
そこで、県議会議員の間でもめるのである。県のなかでも既存の勢力は、自分たちの縄張りをあらされたことにいかり、県民の利益はおかまいなしである。
実際は上記のとおりかどうか当方わからないが、知事の場合、総理大臣と違い、選ぶのは、県民である。県会議員も県民である。長野県民が、本当に県のためのことを考ええらんでもらいたい。
中央官僚に顔がきくとか、予算をひっぱれるとかで選ぶのではなく、真実を県民に伝えてくれる人をえらんでほしい。