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前から言っているだが、アルジャジーラなどを通してあれほ
どインチキ映像が出回っているのに、ビンラディン・アルカイ
ダ側からの「インチキはよせ」の声が全く聞かれないのは不思
議である。
彼らが誰かに向かって「あれらはニセモノである」と強く主
張したという話も聞きかない。タリバンからも抗議は聞こえて
こなかった。
空爆開始後まもなくタリバンの記者会見担当のザイーフの発
言は「当てにならない・不正確だ」などと言われたあげくマス
メディアで取り上げられなくなったせいもあるかもしれない。
英米系諸政府・マスメディアの国際的圧力によって出所のあ
やしい映像に対する疑惑を市民に引き起こしかねない報道は全
て検閲の上禁止されたのかもしれない。
NHKの国際政治の解説主幹がビルから落下して死んだのも
あのころだが、それについて俗っぽいニュース解説番組・ワイ
ドショーなどがとりあげた記憶はないし、そういう話も聞かない。おかしなことである。
それにしてもラディン・アルカイダの抗議の声がタリバンを
通しても聞こえてこないのは妙である。そもそも普通、敵対す
るある「大物」の偽の演説・インタビュー映像とか偽声明文な
んて作れるのだろうか?ことに、その人が疑われている犯行を
したことを証明・示唆する内容の偽物の場合は存在自体がもっ
とあやしげである。
なぜなら、演説とかインタビューのように世間に広くあるメ
ッセージを訴える偽映像類の場合は、本人がそれらが自分の姿
・意見であることを強く否定し、それが悪質なでっち上げであ
ることを主張すればもうおしまいだからである。本人が本当に
その演説・インタビュー等をしたのだったら、そのすぐあとで
自分がそれをしたことを否定するはずはないからだ。だから本
人が世界に向かってそんな演説もインタビューもしていないと
いうのなら、それは普通は本当であろう。
「隠し撮り」とか「盗聴」の類だったら、本人が否定しても
本物である可能性は十分ありうる。
疑われている容疑の犯行者であることをほのめかすような「
世間への演説」の場合はなおさらそのことがあてはまる。犯行
をほのめかす、もしくはほとんど明言する内容の「隠し撮り」
・「盗聴」の類は、本人がそれが本物であることをどんなに否
定しようと本物である可能性がある。しかし、世間へのアピー
ルとして行われたそうした演説を本人が偽物であるというのな
ら、それは普通は偽物であるはずだ。
つまり、「隠し撮り」映像と「演説」映像とは、同じ「映像
」でも映っている本人とのそれぞれの関係は全くことなること
に注意せねばならないのである。ある世間へのアピール映像が
本物だとしたら、映っている本人が「あれは自分ではない」と
言う理由が普通はないので、本人が「あれは自分ではない」と
言った場合その映像は偽物であることが自動的に確定してしま
うのだ。○(演説映像の真偽)−×(本人の映像の真偽に関す
る判断)の組み合わせは論理的にありえず、×−×しかありえ
ないのならば、本人が×の判断を提示した段階で×−×が確定
するから、「公開演説」をせっかくでっち上げても本人の「ニ
セモノだ」の一声で水の泡である。だから、そういうでっち上
げは最初から(英米も)しないはずなのである。
しかし、偽のビンラディン「公開」演説・パレード・インタ
ビュー映像は出回っている。起きるはずのない事が起きている
のである。これは何を意味するのだろうか。
本人(ビンラディン)が英米のスパイであるか最初から死ん
でいるか英米に幽閉されていて、そのとりまきであるとされて
いるアルカイダ幹部が英米のスパイである場合には、そうした
映像類を英米がわざわざ作成し世界に流布し、ラディン・アル
カイダがそれに抗議しない、誰に対してもそれらが偽物である
ことを主張しないなどということが論理的にありうる。
しかし、いくら彼が英米のスパイだとしてもアラブ人として
生まれ育ち、今後もアラブ人・イスラム教徒のいる世界で生き
てゆく人間が、あれだけ多くのイスラム教徒に被害を与える裏
切り行為を自分の名前と顔によって行うことを実生活の都合上
からも心情の上からもなしうるだろうか?その責任・危険はス
パイのアルカイダ幹部よりずっと大きいはずで、仮に罪悪感に
さいなまれなくても将来安心して身の安全を確保して生きてい
くことが困難になってしまう。
また幽閉されているにせよ、スパイであるにせよ、英米にと
って彼が存在し他人と連絡をとることは、自分たちの悪質なペ
テンの証拠が世界にもれていく可能性に自分たちが常におびや
かされることを意味する。
結論として、ビンラディンはWTCテロ以前に病死したか殺
された可能性が極めて高いことになる。そう考えると彼が敵に
囲まれても脱出できる理由も、なかなかつかまらない理由も、
なかなか死なない理由も、生きているか死んでいるかよく分か
らない理由も、すべて納得のいく説明がつくのである。
http://www.asyura.com/2002/bd17/msg/756.html
冷静に考えてみれば、セスナ機で初歩的な飛行訓練をしてい
た連中が4グループに分かれて全てのグループが飛行機を破壊し、目的の建物に突っ込んだ3グループはみごと3機とも標的
に命中させたなどということがありうるだろうか?とくに国防
総省に命中させるのは難しそうだ。(突っ込むシーンも、壊れ
た機体も公開されていないのではないだろうか?)
この話は、昔オズワルドという射撃の下手な男がカルカノ銃
という性能の悪い銃で、一人でケネディ大統領を遠くから射殺
したという話を思い出させる。私は飛行機には詳しくないが、
旅客機パイロットは「ああしてビルに命中させるのはかなり難
しい」とTVで言った覚えがある。
大統領暗殺の「自作自演」がありうることなら、大規模テロ
の「自作自演」もありうると私は思う。
第二次大戦の時、まだアメリカがドイツに宣戦する前に、ア
メリカ政府は国民のドイツに対する敵意・戦意をかきたてるた
めに、イギリスの潜水艦に自国の客船を攻撃させるようなこと
をしたという話を聞いたことがある。真珠湾攻撃も攻撃を受け
る場所や被害が予想通りだったかは別としてわざと日本に先制
攻撃を成功させたようだ。
WTCテロ自作自演説はそれほどぶっとんだものではないの
だ。
今から数年前のソ連崩壊後のロシア経済の状態に関する本な
んかを読んでいると、東欧から中央アジアにかけての広範な天
然ガスの埋蔵地域とそのパイプラインルート(既に存在するも
のと計画・交渉中のもの両方)が図示されている一覧マップを
見ることができる。
そのマップを眺めていると、人類の未来のエネルギーとして
有望視されている天然ガスの権益と英米のアフガン侵略とは到
底無関係とは思われなくなってくる。
ロシアや中央アジア諸国は、ソ連の崩壊とその後の経済的混
乱と不振のため自国の天然ガス資源を開発し生産・供給し商売
するための資本や技術・ノウハウに著しく困窮していた。
そこで彼らは自国の産業を西側諸国の大資本と提携させ、外
国資本と共同して出資・開発・経営して、権益を分け合う形で
国内の天然ガスなどの資源を自国経済のために活用せざるをえ
なかったのである。
数年前の時点で、中央アジア諸国で採掘された天然ガスのパ
イプラインがロシアを通過する場合、ロシアは自国の天然ガス
産業の利益などの都合のため通過料金か何かを利用した制限を
課してくるので、アフガニスタン・パキスタンを通過しガスを
港へ送る新しいルートの建設が望まれていた。そのころから関
係地域の諸政権(タリバンを含む)と欧米のエネルギー関係の
大資本・政府関係者との交渉が始まっていたらしい。
未来のエネルギーがロシアを通過することによってロシアの
手の内に置かれるのは西側諸国・大資本にとって不都合なこと
だろう。
今回の英米のアフガン侵略の背景にはあの地域を自分たちの
支配下に置くことによって、未来の安定したエネルギー覇権を
固める必要性もあったのではないだろうか。
そうでなくても英米系地政学では東欧から中央アジアにかけて
の広範な地域は「世界の中心」(ハートランド)として、全世
界の覇権を握るためには支配下に置かなければならない地域と
して位置づけられているのである。
私は今回の同時多発テロは英米の支配者たちによる天下とり
(世界征服)への最終的ステップに入るための陰謀による「生
贄」である可能性が高いと思います。
インチキ映像類を作るにはそれなりの手間とお金がかかりま
す。最初からビンラディンとアルカイダから世間にむかってニ
セモノだという主張がなされることが絶対にないものとわかっ
ていないと作らないのではないでしょうか。
私が先述したように「ビンラディンが英米のスパイであるか
最初から死んでいるか英米に幽閉されていて、そのとりまきで
あるとされているアルカイダ幹部が英米のスパイである」なら
ば、要するに同時多発テロは英米系政府・独占資本による陰謀
工作だということになります。
英米の支配者たちがロシアやイスラム教徒、中国共産党と対
立し続け、世界支配を望むのであれば、そうしたエネルギー権
益・輸送流通ルート全体の大きな部分がロシア等の支配下にあ
ることを望まないのは当然です。
世界を支配するためにはなるべくエネルギー・食料・情報は
「独占」しなくてはならないはずです。
私は英米の支配者達は貨幣システムの力とその魔術によって
世界を支配しようとしているのではなく、エネルギーと食料と
いう人間生活に欠かせない「ハード」と情報という大多数の人
間の思考や行動を決定的に左右する「ソフト」を金や戦争・陰
謀などを用いて手に入れ、法的所有権と合法・違法の暴力によ
って直接的に独占することによってそれらを世界支配の手段と
しようとしているのだと考えます。
彼らがイスラム教徒を打倒征服しなくてはならないとすれば
、その理由は彼らによる世界支配をイスラム教徒が最終的に彼
らに満足できる程度に受け入れるはずがないからではないので
しょうか。
イスラム社会はその社会組織・法制度などがイスラム教理に
基づいており、欧米流の近代法システムによる世界統一組織の
ようなものに組み込むにはどうしても限界があり、そうした仕
組みでは彼らが十分に管理・支配しきれないだろうということ
が考えられます。
それに、彼らが押し付けようとする内面的価値観・思想に関
していえば、そういったものをイスラム教徒が彼らに満足でき
る程度に受け入れることはまずありそうにないということもあ
ります。
今回の同時多発テロとそれに続く英米のアフガン侵攻は、ア
メリカの恫喝で世界各国を「対テロ戦争」に巻き込み、その軍
事行動を承認させることによって、アメリカの世界支配力を強
める結果となりました。
今後アメリカにとって不都合な存在、もしくは強引にアメリ
カの攻撃対象に指定された国家および個人は、全て「アメリカ
の自由の敵であるテロリスト」の烙印を押され、いつでもどこ
でも軍事攻撃・逮捕・監禁・暗殺・資産凍結等の対象となるこ
とになったのです。