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皆さん、はじめまして。藤森修一と申します。
私は約1ヶ月ほど前、数人の有志メンバーとインターネット上の仮想国会、”e-国会2002 ”(http://www.e-kokkai.com/)の実験サイトを立ち上げ、運転を開始しました。本日はそちらサイトの紹介です。
e-国会はツリー形式の掲示板にて、様々な社会問題を皆が話し合う事が出来るサイト。そこでは一般的な政治、社会問題を議論するのみならず、実際の国会で審議されている法案、或いは、参加者自らが作成した議員立法などを議論したり、投票する事が出来ます。その結果は実際の国会議員にメールに通知します。
今日、世界で一般的となっている ”間接民主制 ”、つまり国民が自分達の声や利益を代弁する議員を選び、国会に送る出すという政治制度は、欧米における20世紀初頭、近代国家形成時のテクノロジーを前提としています。しかし、昨今、目覚しい進歩を遂げつつあるインターネットなどのIT技術を活用すれば、民主主義本来の形により近い”直接民主制 ”が、既に実現可能なのではないか(?)と考えたのが我々がこのサイトを立ち上げたきっかけです。
e-国会では市民の誰もが議員になる事が出来ますが、発言に責任を持たせるため、実名、住所登録が義務付けられている。(登録頂いた住所にe-国会議員認証に必要なユーザー名を郵送させて頂きます。)ここが一般のインターネット掲示板と少し違っています。
我々のサイト、 ”IT活用による、直接民主制への模索 !”などどたいそうなスローガンを掲げていますが、実際には、「既得権益に縛られない一般市民が法案を議論すると、こういった議論、結果になるんですよ!」という対比を見せていきたいと考えてます。
例えば、ある母親が子供に向かって
「○○ちゃん、いい加減、悪い事ばかりしてるとそのおもちゃ取り上げてしまうわよ!」
・・・というが如く、
「国会議員の皆さん、いい加減な仕事ばかりしてたら、代議士の役割を取り上げてしまいますよ。 我々には ”直接民主制 ”という切り札もあるのですからね!」
・・・というように。
現在、e-国会は現在、参加者(e-国会議員)を募集してます。また、e-国会議員登録されていない方も、”ゲスト入室 ”により、各会議室での議論を御覧頂けます。
e-国会プロジェクトは大前研一さんの主催する政策コンテストにおいて最優秀賞の大前賞を受賞しました。関心のある方、是非、覗いてみて下さい。
e-国会2002: http://www.e-kokkai.com/