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衣料品量販店ユニクロの業績がよくない。何故だろうか。
当方が初めてユニクロを訪れたのが、バブルがはじける少し前、東京の荻窪にあったこ汚い店だったと思う。カシミア混のグレーのコートが、たしか2500円だったので安いと感じたことがあった。そのころは、商社の繊維部門にいたのでいろいろ衣料品店を興味をもってみていた。
それからあれよあれよというまにユニクロは大きくなり今は全国展開し上場までしている。ユニクロは、昔のダイエーの考えとよくにている。価格破壊であり、かついいものを安くうることである。
ダイエーは、元来の方針を忘れデパートになってしまい、今ではつぶれてもおかしくない会社になってしまっている。
ユニクロは、それまでは生地値がさがらなかったフリースの生地を大量生産することと、中国生産にきりかえることで、いい物を安くうることで爆発的に伸びたのであろう。仕入れの中心は、名岐地区のアパレルを中心にし、生産は、中国である。中国の衣料品の生産技術は日本の一般の工場よりも高く、かつ工賃も安い。
しかし、フリースブームがすぎた今、低迷している。トマトをつくったり、ジーンズを岡山の貝塚にもっていったりと苦戦しているみたいだ。食料品にかんしては、あまり利益をみこめないだろう。
先日も少しこしまわりが大きくなったのでユニクロで3本で6800円のパンツをかってきた。ほとんどが定番のスタイルだ。これでは、その3本かっておわりだ。
アメリカのユニクロとよくにたストアーで、リミテッドストアーがある。ここの社長も一時は、newspaperに掲載されて話題になった。
この会社もレーヨンパンツで一躍上昇した。ユニクロと同じようにその後低迷した。しかし、かれらは、専門店ということでいろいろしかけた。ユニクロにしてもいろいろしかけられる土台がある。
神戸のアパレル企業ワールドの場合、コルデアなどの古いブランドのほかにインデイビ、ATなどの新しいブランドをつくって生産方法を考えていきのこった。ユニクロがどんな戦略があるかもしれないが、いまのままだと単なる衣料品屋ななり忘れ去られていくだろう。衣料品の世界というのはそんなに流れがはやいものだ。