★阿修羅♪ ★阿修羅♪ |
|
次へ | 前へ |
鈴木疑惑の件で三井物産の部長が逮捕された。外務省のラスプーチンこと佐藤氏とのロシア関係の問題である。
発電所建設自体は、2-30億ぐらい」の規模であるから、総合商社の仕事としては、それほど大きい事業ではないように思えるが、実際はどうであろうか。
問題は、外務省とのつながりである。商社自体は、政治家とのつながりよりも官僚とのつながりが強い。ある元通産次官なんかは、大手を振って総合商社にでむいている。鈴木議員までいくとどうかわからないが、政治資金を三井物産に出すように指示したのも外務省の官僚であろう。
三井物産の部長と外務省のラスプーチン佐藤氏とロシア勤務時代につながりがあったということらしいが、そんなことで商売に結びつくことはむずかしい。また、佐藤氏が、外務省では、キャリアの課長クラスの待遇であったとすると総合商社の事業部長でも直接仕事の話などできない。官僚の世界というのは、そういうものだ。三井物産の役員クラスが、ロシアの利権のために動いて逮捕された部長に細かい指示をだしたのだろう。
日本の大企業というのは、昔は、政治家とのつながりが強かったこともあったが、今は、官僚とのつながりがもっと強い。各官僚の身内調査をすれば、一目瞭然である。
財務省、金融庁の官僚のほとんどは、銀行の役員とは身内になっていたりする。
三井物産の事件は、北方領土での事件に絞られているが、本質はもっと大きな税金が動いているとこにあって国民の目を小さい事件に追いやっているのではないか。