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(回答先: Re: インフレや生産性などについて 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 30 日 00:16:07)
利益を出したいと願うのは、経営者の常です。
しかし、ある条件を想定して利益が出る体制をつくっても、条件が変われば利益が出なくなります。
利益が出なくなったからといっても、借入れしながら膨大な設備投資をしている企業は、操業を止めるわけにはいきません。(人件費や原材料費よりも生産設備などのウエイトのほうが高いからです)
02年3月期の上場企業ベース総体で赤字になっても事業を継続しているように、資本の有機的構成が高度化している企業では、ある期間赤字になっても操業するほうが得なのです。
いつか状況が良くなると信じているのなら、利益を生み出さなくてもできるだけ損失を少なくしながら操業を続けるほうが“資本の論理”に適合しています。
>100円ショップがいくらで仕入れをしているのか知ってるの?何銭という単位で値
>切って買いたたいているんだぞ。
とことん安く買いたい経済主体と、在庫で抱えてさらに腐らせるより1円でもいいから早く現金に換えたい経済主体との駆け引きでしょう。
「デフレ不況」が続く限り、デッドストックは繰り返し再生産され、換金持ち込みも頻発すので、100円ショップ商法も続くでしょう。
(下請け企業が大創と直取引すれば、それまでの親企業との取引よりも条件がよくなったということもあるでしょう。ガチャンコでつくっている物は、量が勝負ですからね)
100円ショップが不滅だとは思っていませんが...