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(回答先: 勝負とは。 投稿者 すばる 日時 2002 年 6 月 15 日 00:46:12)
今回のワールドカップを見ていると、まるでシェークスピアか何かのオペラ劇か、狂言を見ているような気持ちになる。
試合だけでなく、そこから生まれた様々なドラマが奇想天外で面白すぎる。
フランスが敗退した時には、「天国と地獄(笑)」の曲が頭の中で鳴ってしまった。ホントはショックだったし寂しかったんだけど・・・。セネガルは国民を上げた呪術の力で勝ったんだっけ?
番狂わせも面白いけど、韓国はアメリカにあてつけたショートトラックのパフォーマンスを見せたものの、アメリカは「友達を元気づけるパフォーマンスをしただけなんだから、別にいいさ」と受け流しただけでなく、韓国の勝利のお陰で運良く16強に入れたもんだから、感謝と祝福の最大限のメッセージを韓国に送る程までになっている。海外の掲示板やニュースを見ていると、アメリカのサーポターの中には「(勝ってくれて)Thank you, thank you, thank you」と連発する者や、「これから永久に大韓民国のファンになる!」という者までいる。
日本では心配されたフーリガン騒ぎが起こらなかったばかりか、英国のサポーターもびっくりして呆れかえるほどの数の日本人のイングランドサポーター(の一部)の方がむしろ、ちょっとした騒ぎを起こしたりしている。海外のサポーターの日本の評判は上場、「こんな暖かい歓迎や待遇を受けたことがない」なんて言われて日本人もまだまだ世界で捨てたもんじゃないなーとかこれから外国人観光客が増えて少しは景気が上向くかな、なんて甘い期待がよぎっちゃったりするほど。
イングランドやイタリアでは、稲本選手の人気が上がり、日本代表のプレイスピリットを、これぞ本物と褒め称え。
日韓両国の決勝進出が決まった晩には、両国が互いの勝利を涙を流して喜び合い、ハイタッチ。
勝利を祝ってハメを外す日本人のサポーターの姿に、おとなしく真面目で行儀がいいという日本人のイメージも一変し、「まるでラテン人」と評する海外サポーター。
とにかくなんかわからないけど、笑いと感動が多いの〜。
まあ、敢えて明るい部分や面白い部分だけをかいつまんでみたんだが、なんだか国家のプライドを賭けた熾烈な勝負の世界というより、誰かが仕組んだ愛と平和とサプライズのための祭典なんじゃないかなーと疑ってしまう。
このまま日本と韓国が最後の決勝で合いまみえる、なんて出来すぎた話はまさかないよねぇ?
・・・誰の陰謀だ〜?