★阿修羅♪ ★阿修羅♪ |
|
次へ | 前へ |
今、マスコミの間でこの法案が、問題になっている。そもそも人権というのは、だれが、きめるものなのか。行政がきめるものなのか。
朝日新聞の火曜日の記事”暮らし”のページのなかで、こんな投稿があった。
賃金格差の問題で、会社内の成績は、トップクラスなのに身分はパートで、給料は時給計算。同僚の男性たちは正社員なので、収入は倍以上もある。その件で、労働基準監督署に相談したところ、”直談判してください”といわれたそうである。
基本的に行政府は、なにもしてくれない。行政府の不祥事などが、マスコミに告発されるのも弱い立場の人達にすれば、自分達の救済の手段でもある。
ただ、マスコミに問題があるのは、すべての国民一人一人が、芸能界のワイドショーのように放映することだと思う。芸能人などは、ワイドショーにとりあげられれば、利になることもあるかもしれないが、一般の国民は、惨めな待遇におかされ、それを救済する手段さえなくなる。
当方もまだ、マスコミと接触したことは今までない。ただ、弱い立場の人間が、大きな組織などと戦うためには、今の日本の社会では、マスコミしかないであろう。
上記の新聞の例のように、労働基準監督署や警察は、相手が、大きな組織ほど、しらべようとはしない。それが、あきらかに犯罪であっても。死亡事件はべつかもしれないが。
この法案のあいまいな点が一番問題であり、弱い立場の人間を守る法案であるならば、それを救済する機関を明確にし、保護する制度をつくったほうがいい。今の機能は、なりたっていない。