(回答先: クローン人間?! 投稿者 ぼのぼの04 日時 2002 年 4 月 10 日 22:55:39)
クローン人間に限らず、“遺伝子”操作で生物の性質を変えたり、同質的なものを再生産していくことには反対である。
別に、“遺伝子”操作やクローン技術が「神の領域」に踏み込むものだとは思っていない。
それらは、自然である人が自然の論理を利用したこざかしい技術だと思っている。
実現できたら名声が得られるからやるとか、やってみたいなと考えることはやるとか、できることならやるとか、やって欲しいと思う人がいるからやるというのでは、様々なことが見境なく行われるようになるだろう。
生物学的な行為に限らず産業的行為についても、危険性やメリット・デメリットを十分に考え、利益享受者を超えて害が及ぶものや大きな危険性やデメリットが危惧されるものについては、限定的な範囲での実現を認めたり、どうしてもそれを実現しないと類的な生存が維持できないと判断された場合に全面的な実現が許されるべきだと考えている。
そして、危険性やデメリットについては、きちんとした情報の開示が行われなければならない。
生物に限らず、原発・兵器・医薬品(家畜対象も含む)・食品添加物・医療検査機械・農薬・携帯電話などについても、その危険性やデメリットがきちんと問われなければならない。
“クローン人間”については、それで“利益”を得る人がいることを認めるが、「人口過剰」が問題視されているなかで転倒した行為である。
“クローン人間”に関しては、次のような妄想もしている。
『“ヒトクローン胚”が描く未来社会』
http://www.asyura.com/sora/bd15/msg/378.html