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(回答先: Re: 655円1000株購入済み 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 23 日 12:14:11)
メキシコの油田開放(帝国石油)
投稿者: ab_b_b_bc 2002年1月04日 午前11時26分
メッセージ: 29955 / 30217
石油公団、メキシコの油田開放にらみ共同で地質調査へ
石油公団はメキシコ最大のチコンテペック油田の一部について、帝国石油など日本の民間石油会社とともに地質構造調査に参加することで国営メキシコ石油と合意した。メキシコが将来、石油開発を外資に開放することを見込み、調査への協力で中東以外での石油開発を強化する。
同油田はメキシコ湾岸の陸上油田。原油と天然ガスの埋蔵量は原油換算で190億バレル以上と推定され、世界最大級の700億バレルに達するとの見方もある。ただ地質構造が複雑で、開発に手間がかかるとみられている。石油公団などはメキシコ石油と共同で一部鉱区の資源分布を調べる。
石油開発を国内企業に限ってきたメキシコは今後、産出量を増やすため外資の導入を進める方針だ。このため、米メジャー(国際石油資本)が強い関心を示しているが、メキシコ政府は米国の影響力が強くなりすぎることを警戒し、日本の関与を認めたとみられる。日本側は調査参加で、将来の生産にも加われる「見返り」を期待。日本とは距離が遠いため、生産に参加できれば、産出原油は米メジャーなどが中東で生産する原油と交換して販売する方針。
石油公団は特殊法人改革で金属鉱業事業団との統合が決まっているが、経済産業省は統合後の新法人で支援を続ける考えだ。ただ、石油公団がこれまで関与してきた油田開発は、甘い出融資と非効率な経営で巨額損失を生んできた。このため、新法人は融資はせず、出資も油田発見前の探鉱段階に限定する予定。チコンテペック油田についても、採算性の見極めが課題となる。(19:31)