論壇のホームページの目安箱に、旭化成延岡工場火災の件にて投書がでていた。危険な場所・作業をもつ企業としては、労災を隠すことは企業の発展にはかかせないという考えがある。雪印でわかるように、内部の悪部が外にばれれば企業が、傾く。
労働基準監督署も本質は、企業寄りで、徹底した調査はしない。すべては、企業がだした報告書を鵜呑みする。
この火災で工場周辺の環境悪化や人災がおきると、もっとおおきな問題になるが、全国てきな話題にならないと事件に蓋をされてしまうのだろう。これが、今の日本社会の現実である。
どの工場でも大きな災害がおきる要素はある。どの会社もそれなりに災害予防に取り組んではいるが、不十分である。なぜならば、資金がかなりいるからである。
米国の企業社会では、企業倫理が会社のなかで重要な経営指標の一つになってきている。しかし、日本社会は、隠すことが、企業倫理だと勘違いしている経営者・監督者・官僚が多い。
私も最近労災を起こされ、今治療しているが、会社は表に出ないように神経質になっている。
ただ、当方にはたとえ相手が大企業であり、役所と企業が手を組んでも戦うだけの器量と力がある。そう思い泣き寝入りはしないつもりだ。
日本の企業をたたく方法は、外圧しかないのかもしれないな。