(回答先: Re: あっしら様へ、質問 投稿者 招き猫 日時 2002 年 3 月 08 日 12:08:28)
招き猫さん、こんにちわ。
レスありがとうございます。
まず、理想的には「政治家は職業政治家ではないほうがいい」と考えています。
それは、別の生業を持ちながら、政治業務も行うというかたちです。
しかし、現実には、多くの人が日々の生活に追われていますから、資産家や成功した経営者などしか政治家になれないことになりますので、異なる政治参加の方途を用意しなければなりません。
現在の“生産性”からいえば、週に3日も働ければ生活が維持できるというものですから、それを許す政治社会形態をつくれば、「別の生業を持ちながら、政治業務も行う」ということも可能だと考えています。
>政治にかかる費用はどこから捻出されるのでしょうか?
政治に掛かる費用というのが、具体的にどういう出費をさすのかわかりませんが、「国家統治のために、現実と先行きを認識し、それに対応して、国民すべてが最低限の生存維持と生存の喜びを手に入れる政策を考え、論議をぶつけ合うなかで国策を決定する」という政治過程にそれほどの費用が掛かるでしょうか。
>政治は「タダ」で出来ないように思います。
「タダ」でできないものとして、公職選挙の立候補で出費しなければならない“供託金”をまず指摘することができます。
供託金は法定得票数を獲得すると返還されますが、ダメなときは没収されます。
このような金持ちしか立候補できない制度は廃止すべきだと考えています。
誰もが立候補できるかたちでもいいのですが、うざったいと思う人も多いと思いますので、選挙区の性質(小選挙区・比例区など)に必要な“立候補推薦人”の数を決めて、それを提出した人は供託金なしで立候補できるようにしたらいいと考えています。
金で済ましたいという人は、“供託金”でも可で構わないと思います。
>政治にお金をかけないと、ますます卑しい「政治」しか出来ないように思います。
立候補者の選挙活動については、基本的に公的資金でまかなうようにします。
すべての選挙活動を公的資金でまかなった方がいいと思いますが、選挙活動の形態は論議して決めていけばいいと思っています。
政党や議員の判断で使える政治のお金を増やすとと、ますます卑しい「政治」しか出来ないと思います。
>良い政治のために沢山のお金をかけるべきではありませんか?
>そのお金の出処が重要だとは思います。
良い政治のためにそれなりのお金をかけるべきだと思います。
選挙活動・議員活動(議員歳費ではなく調査費や秘書経費など)のお金は、今以上に公費で負担すればいいと思っています。
2回目なので、“あっしら様”はできればやめていただければありがたいのですが...
今後ともよろしくお願いします。