(回答先: 野上前外務次官が中東問題担当になることについて 投稿者 ford 日時 2002 年 2 月 27 日 20:21:36)
いまは鈴木問題をとっかかりにして、政官癒着、税金の使われ方の問題をフレームアップし、自民党政治的なものの暗部を浮き彫りにしようとしているのでしょう。
戦術的には正しいと思います。野上前事務次官と官邸の問題は、それと比べると、一段低い問題ですから。
fordさんの鋭い分析はいつも興味深く読ませていただいていますが、野党のこうした先述が直ちに「ほんとうに政権をとる気があるのか」という疑念につながるのか、ちょっとわかりません。
松下幸之助にしても、コンピュータへの参入問題や水道理論、二番手商法など、良くも悪しくも日本的企業の典型例であり、今日の総合電機メーカーの遅滞の遠因となった企業の創業者と小生は位置づけていますが、そこに現状を打開する人材を期待するのは無理のような気もします。