(回答先: Re: 小泉内閣は何を隠しているのか? 投稿者 ford 日時 2002 年 2 月 25 日 14:50:50)
もう一つのヒントは、「不審船」。これは、明らかに米軍情報であり、軍事行動にちかいものです。海上保安庁は困ったでしょうね(笑)。銃撃戦なんてとんでもないことですから。保安庁首脳陣いわく、日本は不審船がいっぱい、北朝鮮だけでなく、中国やロシアなども密航・密貿易をやっている。
では、何故この時期に、北朝鮮籍とおぼしき「不審船」なのでしょうね。今回の船を引き上げたら、何が発見されるのでしょうか?出てきたら面白いものとしては偽札の版or札束。これは、経済テロと認定され、アメリカにとって戦争を開始するための格好の口実ですね。昨年暮れから、北朝鮮と地下組織のマネーロンダリングに関して相当な捜査が行われています。
アメリカは、エンロンゲート隠し&景気対策としての軍事費増額のため、戦争がしたくてしたくてたまりません。オリンピックでのあまりの「国威発揚」キャンペーンの露骨さに、他国が相当腹を立てています。もう二度とアメリカではオリンピックはしない、といわんばかりです。裏を返せば、アメリカの余裕を無さが見て取れます。
外務省?
外務省の問題は、名前が一人書けていますよ、「加藤紘一」です。彼も、アジア・ロビーと密接な関係を持っていましたが、すっかり失脚しましたね。この20年あまりの間、日本が近隣諸国を中心に世界中にODAのひも付き外交を展開してきました。軍事力に余りお金をかけなくてすむ、またお金をかけられない日本の外交政策として、それなりの成果を上げてきたものです。一連の外務省騒動で、そういった力はほとんど無くなったといって良いでしょう。現在のブッシュ政権にとって、日本の外交政策はじゃまな存在でしかありません。何度も言いますが、テキサス出身の現大統領の目的は、戦争をすることで自分の支援母体に利益を還元することです。もう一つは石油と希少金属を中心とした資源確保です。アフガニスタンへ侵攻した本当の目的は、ソ連侵攻と同じ、中央アジアの石油でしょう。ロシア・中国もおこぼれに預かりたいので軍事行動に反対しなかったのです。
中国訪問の目的は「北朝鮮」の処理。中国に中央アジアの石油を分けるという土産を持って、話し合いをつけたのだと思います。パイプライン建設とその資金は日本の開発援助で、出させよう、という所じゃないですか?
もし、ブッシュが有能でしたら、ついでに日本のデュバリエーションのことも中国に説明してくるでしょう。いずれ、凋落する国家だから、今のうちに仕事させよう、とでもね。パイプライン建設の問題ならば、外務省より経済産業省のテリトリーです。
というところで、ほとんどの疑問が解消されましたでしょうか?